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3年B組金八先生 第2シリーズ
3年B組金八先生 第2シリーズ





主題歌 海援隊 「人として」

挿入歌 中島みゆき 「世情」

視聴率

      放送日            タイトル          視聴率
第1回 1980年10月3日  心を病む子供達・その1       27.2%

第2回 1980年10月10日 心を病む子供達・その2       23.3%

第3回 1980年10月17日 まんじゅう騒動            22.4%

第4回 1980年10月24日 人助けカンパ事件          23.2%

第5回 1980年10月31日 腐ったミカンの方程式・その1   23.7%

第6回 1980年11月7日 腐ったミカンの方程式・その2    25.9%

第7回 1980年11月14日 3B学習発表会・その1       25.1%

第8回 1980年11月21日 3B学習発表会・その2       24.0%

第9回 1980年11月28日 受験と恋と勘違い          23.4%

第10回 1980年12月5日 白紙答案の波紋          24.8%

第11回 1980年12月12日 クソまみれの英雄達       25.0%

第12回 1980年12月19日 三者面談始まる         24.1%

第13回 1980年12月26日 同窓会・贈る言葉        28.7%

第14回 1981年1月5日  東京は理社に弱い        25.8%

第15回 1981年1月16日 生きることは学ぶこと       24.6%

第16回 1981年1月23日 親と子・進路で対決        25.3%

第17回 1981年1月30日 母と子の受験戦争         24.6%

第18回 1981年2月6日  入試直前面接心得        26.1%

第19回 1981年2月13日 入試前夜              25.9%

第20回 1981年2月20日 頑張れ!敗者復活戦       28.6%

第21回 1981年2月27日 不正を憎む心を持て!      30.3%

第22回 1981年3月6日  父の死と高校進学        31.0%

第23回 1981年3月13日 卒業式前の暴力1        29.1%

第24回 1981年3月20日 卒業式前の暴力2        31.5%

最終回 1981年3月27日 サヨナラ金八先生         34.8%



主要登場人物

  生徒 (昭和55年度卒業生)

        加藤優 (直江喜一)

        松浦悟 (沖田浩之)

        迫田八重子 (川上麻衣子)

        赤上近子 (伊藤つかさ)

        椎野一 (ひかる一平)


  足立区立桜中学校

    校長 君塚美弥子 (赤木春恵)

    教頭 野村孝一郎 (早崎文司)

    教諭 国語 坂本金八 (武田鉄矢) 3年B組担任

        英語 上林   (川津祐介) 学年主任 岸森俊雄のかつての恩師

        数学 乾友彦  (森田順平)

        理科 国井美代子 (茅島成美)

        社会 服部肇  (上條恒彦)

        家庭科 池内友子 (吉行和子)

        美術 田沢悦子 (名取裕子)

        保健体育 伊東 (福田勝洋)

        養護 天路里美 (倍賞美津子)


  荒谷第二中学校

    校長

    教諭 大山教諭 (久米明)

          米倉教諭 (浜村純) 加藤優の2年次の担任

        音羽教諭

        清水教諭


  スナック・Z

    マスター 岸森俊雄 (古尾谷雅人)
            魑魅怒呂のOBで、不良たちの兄貴的存在
            かつて、上林先生に応援団長を任されたことがある
            「みんな認められたいんだ」
            若い教師ともめて、高校を中退している
            加藤優がこの店でアルバイトをしている


  暴走族 魑魅怒呂(ちみどろ)

     幹部 神津誠一 (田浦智之)

     メンバーの一人  (柳葉敏郎)

  その他

     大森巡査 (鈴木正幸)



JUGEMテーマ:日本のTVドラマ



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武田鉄矢 3年B組金八先生 第2シリーズ 坂本金八
武田鉄矢 演ずる 坂本金八(30歳−第2シリーズ)



坂本金八
福岡県福岡市出身
1950年8月8日生まれ

福岡教育大学教育学部卒
東京都教員採用試験を受け、中学校の国語科教諭となる
最初の赴任校は、世田谷区立世田谷第一中学校
その後、足立区立桜中学校に異動となる

独身であったため、君塚校長の紹介で
桜中学近くの池内商店(池内先生の自宅)に下宿している

坂本龍馬を敬愛

学生時代には柔道をしていた

スナック・Zにいる加藤優を連れ戻す際
焼ソバを手料理しながら、自らの生い立ちを語っている

「いっつも金が無くてねー
夫婦喧嘩が毎日でしたよ、よくグレなかったなぁ」

「なんでグレなかったんだよ?」と聞かれると

「そうですねー
多分、隣近所が助けてくれたからでしょうね
うん、だから生きてこれたんですよ、おそらく・・・」

「・・・親がケンカになったら
近所の人が土足で上がりこんできて止めてくれた・・・
・・・仲が良かった隣近所
みんな貧乏の子だくさんだったから・・・」

また、貧乏だった少年時代に
退学になる直前にまでなったことがあって
それを、ある先生と仲間に救われた、と打ち明けている

生徒たちとの日々は、あっという間に過ぎていく

卒業式を終えた、3年B組の教室で催された謝恩会
ここで金八は、最後のお説教を始める

「君たちは決して良い生徒ではなかった
むしろ悪い生徒だった
しかし、悪い生徒の中にこそ、美しい魂が宿っていることを
君たちは先生に教えてくれました」

大粒の涙を流しながら
金八の言葉を大事そうに聞き入る生徒たち


生徒たちが誰もいなくなった教室に一人たたずむ金八
荒谷二中教師の米倉は、不遇のままに急逝していた

「私は学校を、教育を、そして生徒たちを、どこまでも信じます」

強く心に誓う金八の姿があった



3年B組金八先生 第2シリーズ





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加藤優 3年B組金八先生 第2シリーズ 直江喜一
直江喜一 演ずる 加藤優



父親が、事業に失敗した上に、サラ金に手を出し数年前に蒸発
それからの日々、母と共にアパート暮らしで
厳しい取り立てを受け、暴力をふるわれることも多い

「俺はなあ、中1から皿洗いのバイトやってんだよ・・・
・・・俺が働かなきゃなー、お袋と俺が飢え死にすんだよ、解るか お前に・・・
・・・今の俺にはなあ、勉強よりメシ、家賃とメシなんだよ」

それは、父親が作った借金を返すべく働いていたため
一年留年している

「・・・あいつら(荒谷二中の教師たち)、サラ金の追いたて食らってるの見て
人をバイ菌扱いしやがって・・・
今まで、友達ヅラしてた学校のやつも、先公も、みんなそうだ
家でおとなしくしてたら、学校に来た事にしといてやるだあ?
ふざけんじゃねえっつんだよ・・・」

加藤優は、学校で暴れ始める
そしていつしか、中学で番長的存在になっていた
そんな加藤を唯一理解していた米倉先生だったが
日々エスカレートする校内暴力に疲れ果て
教師としての無力感を、自らの力の限界を感じてしまう

そしてついに、加藤優は
「腐ったミカン」の論理で、荒谷二中から放り出されてしまう

そして、桜中への転校
ちょうど1名欠員があったことから
金八の担任をしている3年B組に、転入が決まる

桜中への登校初日、事件が起こる (第5・6回  腐ったミカンの方程式)
その日は、加藤優の母親も、新しくスーパーで働き始めた初日だった
金八から事件を聞いた母親は、泣いて取り乱す

「今度はどこ行ったらいいでしょうか・・・あの子、根は優しい子なんです」

金八の誠意が伝わり、事件は一応の決着がつく
深夜、スナック・Zから家路をたどる金八と加藤優

「加藤、お前、自分の名前の意味知ってるか?」

「名前の意味?」

「優勝の、優、と書いて、まさる
そしてそれは、やさしい、とも読むんだよいい名前だなあ
大切にしなくっちゃ付けてくれたお母さんに悪いじゃねぇかよ・・・
昔、俺の先生が教えてくれたんだ
人の悲しみをわかってやれる人間が、人よりも優れてるって
そしてそういう人間は必ず、優しい人間なんだって
いい名前、大事にしなきゃ」

おだやかな学校生活の中で、金八との信頼関係も深まる
3Bの生徒たちも、そんな加藤優をクラスメイトの一員として受け入れていく

加藤優の卒業後の就職先も決まったある日
あの事件が起きる (第23・24回  卒業式前の暴力)

マスコミも集まる大事件だったが
金八はじめ、桜中や荒谷二中の教師たち、PTAや周囲の大人たちの
必死の尽力で、窮地を救われることとなる


そして迎えた卒業式
正装する父兄に混じり
ひとりいつものカーディガンを羽織る加藤の母親の姿もある

式は順調に進み、いよいよ卒業証書の授与
散発してさっぱりとした加藤も、壇上に進む
いぶかる会場が、にわかにざわつく

そして式次第は、答辞となる

「卒業生代表 加藤優」

一段と騒然とする会場
壇上に上がる加藤優

「うるせー、黙って聞け
俺はこの桜中学に来て、まだ半年も経っていない
けど、その俺が、卒業生代表となったのは
この中学で、この俺ほど
いろんなことを叩き込まれた者がいないからだと思っている
俺はミカンなんかじゃない、俺は人間だ
それを教えてくれたのが、ここの先生方やお前らなんだ
だから、1年生2年生の諸君に言っておく
この俺を手本にしろ、勝手にすねるな
この学校には、お前らがぶつかっていけば
体ごと受け止めてくれる先生がいるんだぞ
こんな学校、ほかにはなかなかないんだぞ
俺たちも、この桜中学の生徒であることを誇りにしろ
てめえの中学に誇りを持て
俺たちも、この桜中学の生徒であったことを誇りとし
頑張ることを誓います
桜中学は、俺の母校です」

堂々とした答辞に
「加藤君のおかげで私ども教師は
改めて教育とは何かを学び得ることができました」
と君塚校長が答える

会場はあたたかい大きな拍手に包まれる


3年B組金八先生 第2シリーズ






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3年B組金八先生 第2シリーズ 腐ったミカンの方程式
3年B組金八先生 第2シリーズ 腐ったミカンの方程式



荒谷二中から転校してきた加藤優の登校初日
3Bの教室で、金八とともに、初めての自己紹介を終えた優が
席につこうと、松浦悟の席の横を通り過ぎようとした時に事件は起こる

悟の出した足に、優が足をが引っ掛け転倒
これに怒った優は松浦に殴りかかる
金八の制止で一旦は落ち着くかと思われたが・・・

椅子を振り上げ、周囲が呆然とするほど大暴れする優
やがて、迫田八重子を盾にとりながら教室から走り去る
八重子を解放する際に、耳元で「悪かったな」と言い残して・・・

その夜、金八は自宅に一人の老教師の突然の訪問をうける
優が2年時に担任をしていた、荒谷二中の米倉だった
米倉は、優の唯一の理解者といえた教師だった
だが、日毎にエスカレートする校内暴力の前に
教師としての力の限界を感じ、諦めてしまい
ついには、優を荒谷二中から追い出してしまった
そんな自分を責めつつ、金八に語る米倉

「坂本先生に、加藤を立ち直らせて欲しい・・・
・・・腐ったミカンが箱の中に一つあると、他のミカンまで腐ってしまう・・・
・・・他のミカンを救うためには、腐ったミカンは放り出さなければならない・・・」

米倉の話は続く

「しかし、人間の性根が腐ってしまうことなんか絶対に有り得ない・・・
・・・加藤には、暴力を見せ付けた大人がいる・・・
・・・加藤の父親はサラ金に手を出し数年前に蒸発・・・
・・・今の加藤には、そんな環境も影響してるんです・・・
・・・加藤はもう大人を誰一人信用しとらんでしょう・・・」

その頃桜中に、スナック・Zのマスターをしている岸森からの電話が入る
彼はこの地域一番の暴走族のOBで
以前から優はこのスナックアルバイトをしていた

実力行使をする、と学校を脅迫する岸森
それに応対する、その恩師である学年主任の上林先生
交渉の結果、要求に応じて一人でスナック・Zに向かう金八
「相手はミカンじゃないんです、人間ですから」

その間も、歯止めが利かなくなった一部のグループが
桜中に集まり始め、職員室のガラスが投石で割られる

何をされるかわからない不安感と闘いながら
スナック・Zに到着した金八
岸森、神津、加藤から、床に手をついて謝れと命じられるが、断固拒否
加藤の話も、筋が違うと聞き入れない
「いけないものはいけない。それが集団のルールだ」

いきり立つ相手をはぐらかすように
厨房で、強引に焼ソバを作りだす
「・・ホラ 飯くいましょ メシ・・・
 やっぱ、みんな腹へってるから 直ぐカ〜ッとなるんですよ」
自分の辛かった少年時代を語りながらつくる金八

出来上がった焼ソバをみんなで食べる

「いいですか、教育を受けさせる義務とは、親・学校・地方自治体にあって、
加藤 ……お前には教育を受ける権利があるんだよ・・・

それでも納得できない神津は、金八に土下座を要求するが

「断る、俺は加藤を連れ戻しに来ただけであって、謝りに来たわけじゃ無い
いいか、どういう理由があったか知らんが
あの時みんなのいる教室で加藤が暴れ出した
加藤は、いけない事をやったんだ、だから、俺は加藤にやめろと言った。
しかし、加藤はやめなかった、加藤はあそこでやめるべきだったんだ
そして、他の先生方の制止も振りほどき、ここへ逃げ込んだんだ」

それでも食い下がる神津に
「いーや、いけないものはいけないんだ
それを教えるのが我々教師の役目なんだよ
わかったか加藤
お前の担任はそんないい加減な男じゃ無いってなあ、よーく 覚えとけ」

今度は岸森に話しかける金八
「あんたに上林(先生)さんがいたように、加藤を俺に預けてくれないか」

金八の想いが通じか、岸森が話し出す

「あーあ、もうお前らの負けだなこりゃ・・・
・・ただし、全面的に信頼したわけじゃ無いぜ
優が少年院なんかに行かされてみろよ、そんときゃあ・・・」

「わかってますよ、約束しますよ
加藤は、この坂本金八が責任を持ってお預かります」

岸森の仲裁で、この場は収まる
話が終わり、学校に連絡が入ったのは午前2時だった

翌朝、金八は改めて加藤を転校生として紹介する
クラスのみんなは快く迎え入れる
教師たちは特別授業を実施して、優を受け入れようと試みが始まる


しかし、加藤が何か問題を起こして
桜中で手に負えなくなった場合には
他の機関の手を借りたい、と野村教頭が
独断で教育委員会に事前通告していたことが判明する

これに金八が異を唱える

「問題が起こったら、教育委員会や警察に頼る?
 そんなことで教師としてよく給料もらってますね・・・
箱の中に腐ったミカンがひとつあると、他のミカンも全部腐ってしまう
だから、腐ったミカンを見つけたら、すぐに箱から捨てなければならない
これは米倉先生が言っていた荒谷二中のやり方です」

「或いは、それもしょうがない事ですね」
そう教頭がつぶやくと

「どうしてですか、腐ったミカンを放り出す、それがプロの教師のやることですか?」
そりゃあ、人間辛い目に合って、あちこちぶつけりゃ
誰だってどっか腐ってきますよ
あの加藤だって、父親がサラ金に手を出して蒸発さえしなけりゃ・・・」

思わず涙がこぼれる金八、さらに続ける

「我々は機械やミカンを作ってるんじゃないんです、人間を作っているんです
そして、人間の性根が腐りきってしまうことなんか、絶対に有り得ないんです、
それを防ぐのが我々教師じゃないんですか
そして、もしも、もしも・・・それが出来ないのであれば
我々は教師を辞めるべきなんです・・・
・・・正直言って私も自信がありません
 しかし、他の3年の先生方も協力してくれると言ってくれてますし・・・
・・・何よりも、今の加藤を見殺しにするような真似は絶対したくないんです
お、お願いです、 最後までボクにやらせて下さい」

泣き崩れる金八に、君塚校長が

「わかりました・・
今回ばかりは、私も、ようやく腹をくくりなおさねばならないようですね
一緒に頑張りましょう
ただし、本当に手に負えなくなったら、必ず相談してくださいね
きっとですよ、坂本先生」

「ありがとうございます」
金八は深く頭を下げる


3年B組金八先生 第2シリーズ


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3年B組金八先生 第2シリーズ 卒業式前の暴力
3年B組金八先生 第2シリーズ 卒業式前の暴力



就職も決まった加藤優は、卒業式前の安定した日々を過ごしていた
この日も、スナック・Zでのアルバイト最終日ということで
一度見学したかった、という3Bのクラスメイト有志とともに店にいた
「俺、まともに卒業できるんで、嬉しいよ」

そこへ、荒谷二中でのかつての不良仲間が駆け込んでくる
荒谷二中の卒業式をボイコットして、ぶち壊したいので
どうしても加藤優の力を貸して欲しいと頼まれる
荒谷二中では、ワルたちに相変わらずの対応が続いていた
彼らは、仲間を警察に引き渡した教師たちに報復したいのだという
これに対して、加藤を引き止めようとする3Bのクラスメイト

加藤の気持ちは揺れに揺れる
荒谷二中で受けた忘れようにも忘れられない数々の仕打ちと
桜中での金八やクラスメイトに対する感謝の気持ち
更正してまじめに働きたいという想いと
自分を頼ってきたかつての仲間を、見捨てられないという気持ち

そこに、ちょうど警戒中だった刑事達が店に踏み込んで来た
生徒たちはまったく話を聞いてもらえず、一方的に不良モノと決め付けられ
刑事達は、店にいた全員をまとめて補導してしまう

やがて、家に帰されたクラスメイトたち
「迷惑をかけたから謝る、それが人の道」
そう言い残して、親としての責任を果たそうと
巻き込まれた生徒の家へ、謝罪に向かう加藤の母

ここで加藤の気持ちは固まった
やっぱり筋は通さなけらばならない
荒谷二中の教師たちは生徒に謝るべきだと
だから、関係のない生徒や親に迷惑がかかるボイコットではなく
謝らせたい教師に、謝らせればいいのだと
直接荒谷二中に出向いて、そんな教師たちと話をつけよう

スナック・Zの岸森は仕事で海外に行って不在
荒谷二中の教師・米倉も、病床に伏せていた
加藤の決意は、もう止められない

翌朝、加藤は家を出る
「(長い人生)5分や10分急いで何になる」
思い留まらせようとする松浦悟を制する

荒谷二中では、不良たちが教師たちに謝罪を求めていた
そこには、加藤と松浦の姿もあった
ことに乗じて暴れまわる生徒たちによって
窓ガラスが割られ、消火器が撒かれ
校内は大混乱となっている

連絡を受け駆けつける金八だが
学校側はすでに警察に通報していた
「担任に説得もさせないうちに、無茶苦茶な」

それを知った加藤は、校長と許せない教師・清水を連れて
放送室に立てこもり、バリケードをはって占拠する
立会人、ということで松浦の姿も放送室にある

暴力をふるおうとする仲間
手は出すんじゃねえ、と一喝する加藤

放送のスイッチをONにして、まずは全校生徒に話しかけた
「てめえら、良く聞け・・・」
どうしてこういうこと(篭城)をしているのか
それは、校長たちと話し合いをしたいだけである、と

そして、机をはさんで校長を椅子に座らせた加藤は続ける

「・・・腐ったミカンを放り出すのが、どうして指導なんですか?
俺が放り込まれた桜中学で、最初に教わったことは
いいことはいい、悪いことは悪いってことだった
これが教育ってものじゃないですか?
教育っていうのは、ワルにレッテルを貼って
もっとワルくするこじゃねえんじゃないっすか?
・・・卒業式まであと5日だ
けど、その5日はこいつにとって二度とやってこない中学生活なんだ
あんたたち、こいつの身になって物事考えたことあるのか?
家で勉強らしいことしていれば、学校に来たことにしてやる?
冗談じゃねえよ、こいつには学校へ来る権利があるんだ・・・
・・・そしてお前らには
たとえあと5日でも、こいつを学校へ来させて
良いことと悪いことをちゃんと教える義務があるんだ
俺のお袋をバカにしたことと
沢井の権利を取り上げたこと
この二つを謝れ
今すぐ手をついて謝れ」

放送室でのやり取りは、すべて校内放送で流されていた

「加藤ー、松浦ー」
放送室のドアの向こうから必死で呼びかける金八

出てくるようにと、桜中の君塚校長もドア越しに声をかける
もう待てないと警察は実力行使の構えを・・・

・・・そのとき、放送が流れる

「謝ります・・・」
荒谷二中の校長の声だった

校内は大歓声に沸く

放送室から出てくる加藤たち
自然に巻き起こる加藤コール

懸命に加藤を追いかける金八だが
生徒たちの大騒ぎで一向に近づけない

拍手喝采のなか、廊下を進む加藤の前に警察が立ちはだかる

映像は、スローモーション
音声はなく、中島みゆきの「世情」 だけが流れている

加藤、松浦、そして荒谷二中の仲間たちは
護送車に乗せられ、警察に連行される



3年B組金八先生 第2シリーズ 卒業式前の暴力

3年B組金八先生 第2シリーズ




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3年B組金八先生 第2シリーズ 卒業式前の暴力
3年B組金八先生 第2シリーズ 卒業式前の暴力



加藤たちが連行されたあと、警察署で大人たちの話し合いが持たれる
桜中の校長と教師、荒谷二中の校長と教師、警察官
心配で駆けつけた父兄やPTAの姿もある


「彼らはまだ、未熟なんです、だから間違うんです
間違ったら、繰り返し繰り返しそれが間違いだと教えてやる
これが教育なんです」

荒谷二中のやり方に異を唱える金八


「・・・しかし私どもには、一般の生徒を守る義務があったんです」
煮え切らない荒谷二中校長


「だから、腐ったミカンは放り出せ、という論理ですか?

初めて加藤が送り込まれてきたとき
私は、正直言って、自身も何もありませんでした

しかし、校長先生や他の先生のおかげで
今日まで問題を起こさずにやってこれたんです

学校には学校の名誉があるでしょうし
教師には教師の生活があるでしょう

しかし、教師が尻込みしたら
生徒は一体どうなるんですか?
子供を預けている親御さんたちに
顔を真直ぐ向けられますか?
お宅にだって、今日、身体で一生懸命子どもを庇おうとなさった
大山先生や鈴木先生がいらっしゃるじゃありませんか

若輩者が言い過ぎるかもしれませんけども
でも、我々はミカンや機械をつくってるんじゃないです
我々は、毎日、人間をつくってるんです

たとえ世の中がどうであれ
教師が生徒を信じなかったら
教師は、一体何のために存在してるんですか?
お願いです、教えてください」


さらに熱がこもる


「僕は、僕を教えてくれた先生に
裏切られても、裏切られても、生徒を信じるのが教師だと
そして、その答えは、何十年後かに必ず出ると
教えられました」

「我々教師が、身体ごとぶつかっていけば
彼らは必ずわかってくれるんです
そして、もっと正直に言えば
それができなかったら、教師は教師を辞めるべきなんです」


金八の必死の訴えにもかかわらず
警察側は、お役所的対応をするばかりで、膠着状態となる


そしてついに、君塚校長が一人の刑事に向かって重い口を開く
「滝田君
『先生の見逃しが最大の教訓だった』
と言っていたじゃないですか」
この刑事は、君塚のおかげで今日がある、かつての教え子だった



これで事態が動く
警察が折れ、生徒たちは、ほどなく釈放された

連れてこられた加藤と松浦
近づいて行った金八は
二人の頬を思い切り平手打ちする
すぐさま、がっちりと肩を抱き寄せる

「貴様たちは、俺の生徒だ、忘れんなよ」

加藤と松浦の目からは、もう涙が溢れ出していた


すっかり暗くなっていた警察署の外では
3年B組の仲間が、ずっと彼らを待っていた



3年B組金八先生 第2シリーズ 卒業式前の暴力

3年B組金八先生 第2シリーズ





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3年B組金八先生 第2シリーズ 挿入歌 中島みゆき 世情
3年B組金八先生 第2シリーズ 挿入歌



中島みゆき 「世情」



校長からの謝罪に成功して、放送室を出た加藤と松浦たち
喝采の中を進む加藤に笑顔はない
あたかも、これから起こることを知っているかのように・・・

ついに、その先には警察官達たちの姿があった
両手を広げ阻止する金八の抵抗も空しい

まったく無抵抗の加藤、壁に押さえつけられる
それを助けようとする松浦も、刑事に取り押さえられる
加藤の右手に、手錠がはめられる

対照的に、逃げ回る荒谷二中の不良たち
最後まで抵抗するが、かなうはずもない

肩を抑えられ連行される無表情の加藤
警察官に制止されている金八に
ほんのわずか目線を投げる

連行する刑事に伸ばした金八の手も、もう届かない

殺到するマスコミのカメラ
必死で、手の平でレンズを隠そうとする上林先生

その喧騒の中で、護送車に乗せられていく生徒たち
松浦に続いて加藤も

走り出す護送車
マスコミのフラッシュライトが焚かれる
その間をかいくぐって
追いかける加藤の母
最後列の加藤の背中越しに
だんだん、だんだん小さくなっていく
そして、膝から崩れ落ちていく・・・


語り継がれる
日本ドラマ史上に残る、名シーン

 
3年B組金八先生 第2シリーズ








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